京浜ユニオンニュース第302号(2021年4月1日)
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労働組合京浜ユニオン第29回定期大会報告
3月14日、生活センターに於いて労働組合京浜ユニオンの、第29回定期大会が開催されました。ほぼ時間通りに議事は開始されました。
委員長挨拶の後、来賓であり、共に闘う闘争団の仲間より挨拶を受けました。JAL闘争団のIさんは「2010年に165名の解雇が出され、10年と2カ月がすぎた。この間、6025人の新規採用があっても私たちは戻れなかった。コロナで行動も制限されたが、院内勉強会を開催し、国会議員ともつながりができた。ILOにも争議の報告をしていく。色んな方面から詰めていき、納得するまで闘います。」と、又ユナイテッド航空闘争団のTさんは、「5月で丸5年を迎える。ユナイテッド航空とコンチネンタル航空の合併時に日本の組合のみ解雇された。今の裁判は5月に結審となるが、就労アピール行動・アメリカ大使館など情宣は続けていく。コロナで多数の客室乗務員が解雇されている状況にあり、更に闘う決意です。」と闘いの報告を受けました。
南部全労協のFさんからは、「全労協の総会に於いて、コロナだからと言って労働者が委縮しないように出来るだけ行動する方針を決めた。労働者の賃金実態はどんどん下がっており、上げないと生活できない状態だ。時給1500円を目指す。SL前行動、田町駅宣伝行動、日比谷野音集会、メーデーなどの取り組み。」等が提起されました。
又、オンラインで、韓国サンケン労組からの連帯の挨拶があり、ユニオンネットお互い様からも連帯のメッセージがありました。
議事に入り、各分野の総括がそれぞれ説明されました。特に労働相談報告は出席した当事者から報告していただきました。会計報告では、ハイキングの下見の交通費ぐらいは組合負担にした方が良いのではないかとの意見がありました。大会後の運営委員会で議論されることになりました。2021年度方針はより具体的にすべきとの意見や予算についても意見がありましたが、これも大会後の運営委員会で議論されることとなりました。
議事の最後に、新役員の選出と年間スト権の確立の投票が行われました。役員は全員再選され、年間スト権も確立されました。
コロナ禍の中の大会で、密を避ける為、いつもより大きい会場で、少し少なめの人数での大会でした。いつもなら、2次会で飲食を伴う交流会を催すのですが今回はできません。久しぶりに組合に顔を見せて下さり、協力組合員に復活して頂いたAさんに一言言葉を頂き、組合員のBさんからの報告と「団結ガンバロウ」で、大会を終えました。
中野の幼稚園で退職勧奨 交渉の末に満額回答で和解
3月1
1日に幼稚園の弁護士から提案あり。3月末退職勧奨、組合から金銭的条件の提示を、それがだめなら週9時間のパート契約で、という内容でした。
すぐに会議を開き、検討した上で、幼稚園に返事を送りました。 最初の回答はこちらが予想した最低額で、即拒否がきまりました。
あらためて抗議文をおくりました。
Kさんが泣き崩れるほどのパワハラをくりかえし、文章にできないほどの虚偽の発言をしたのだからと謝罪を要求しました。
園側は、よほど謝罪をしたくないのか、 「謝罪ができないなら満額回答を」という組合の要求をのみました。 最後の出勤日、
園長がKさんの手を握り、涙を流して 「ごめんなさい」 と言ったそうです。
(工事中)
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