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私たちは、なぜ京浜ユニオンを結成したのでしょうか?

第一は、未組織労働者の組織化、
第二は、組合の中身のつくり替え、
第三は、時代にあった組織形態を実現することでした。

@未組織労働者の組織化について

相談にきた人の組織的受け皿として、個人加盟のユニオンの結成の必要があります。

また地域で、反戦や環境問題に取り組んでいる仲間のほとんどは、職場では未組織労働者であるが、一定の活動経験をもっており、心の中では、職場に組合があればいいと思っています。

そこでその人たちにも個人で加入してもらい、労働学校やプロジェクトをつくって進めた方が、組織化が早いのではと考えたわけです。

A様々な運動を共有できる組織に

労働組合が職場の労働条件や労働者の権利闘争ばかりやっていて良いのでしょうか。

また政治闘争になると、組合としての取り組みが弱くなるし、参加する運動も限られます。

職場で闘い、地域で反戦、環境問題を闘う組織にならなければなりません。

労働者が生きていく上で遭遇する、あらゆる問題に対処できる組織が必要なのです。

B時代にあった組織形態を実現すること

今の時代にはユニオンが必要です。新しい運動には、新しい名前だけでなく、新しい中身が必須です。個人加盟ならば誰でも気楽に参加できる。参加したい人、仲間になって欲しい人には誰でも入ってもらう。実際、結成時にはわずか21名で発足したが、呼びかけに応えて、さまざまな人が参加してきました。

ゆくてには、さまざまな困難や解決すべき政治、社会的な問題がありますが、勇気をもって、ユニオンという小さな箱舟に乗って、漕ぎ出したのです。

集まってくれたすべての人の人生と生活に責任をもちながら、共に支え合い、共に生きていきたい。

これが、私たちからの、メッセージです。あなたの電話とメールと出会いを待っています。

 
 

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